愛犬に新しいフードを与える時は

フードの切り替え―愛犬に新しいフードを与える時に知っておきたいこと

犬に必要なフードは、ライフステージ(子犬、成犬、シニア犬)や、運動量とライフスタイル(競技犬、週末だけ運動をする犬、運動をほとんどしない犬)や、特別なケアを必要とするかによって異なります。そのため、愛犬に高品質のフードを与えていても、場合によってはフードの種類を変えなければならないこともあります。愛犬が新しいフードにスムースに移行できるよう、いくつかのポイントをご紹介します。

前もって計画する

愛犬のフードを変える必要があるケースでよくあるのは、子犬用フードから成犬用フードへの切り替えです。この時期は小型犬で1歳前後ですが、大型犬は成長期が長く、成犬になるまで約2年ほどかかります。ライフスタイルや運動量の変化から、フードの変更が必要になることもあります。例えば、ドッグスポーツに熱心な人なら、ご自身の競技犬に、訓練や競技の間はパフォーマンスドッグ専用のフードを与え、オフシーズンには通常のフードに戻したりします。愛犬が高齢になった場合は、年齢に合わせたシニア用のドッグフードに変更することが健康維持に役立ちます。また、健康状態によっては、療法食が必要となる犬もいるでしょう。どんなケースでも時間をかけて、愛犬に最適なフードは何かをよく調べたり、かかりつけの獣医師に相談したりして、愛犬の年齢、ライフスタイル、運動量、健康状態に最適なものを選ぶようにしましょう。

さあ、切り替えましょう!

フードを切り替える準備が整ったら、こちらを参考にしてください。

  • 徐々に移行する:これまでのフードに新しいフードを混ぜ、4日くらいかけて混ぜる量を増やしていきます。新しいフードを25%、これまでのフードを75%くらいの配分から始めます。徐々に新しいフードの量を増やし、これまでのフードを減らして、最後には新しいフードだけを与えます。
  • 時間をかけて切り替える:毎日同じ時間に同じ場所でフードを与えます。フードボウルもいつもと同じものを使用して、急激な食事習慣の変化は避けるようにしましょう。
  • フードを魅力的に見せる:愛犬が新しいフードに対して難色を示す場合、フードに少量のお湯を加えるか、最初の数個を手で与える(「おやつ」のように)ことでそのフードの魅力を高めることができます。フードにお湯や水を混ぜた時は、衛生面を考えて20分経っても食べきっていない分は与えないようにしましょう。
  • 残しても心配しない:混ぜて与えたものからそれまで食べていたフードだけを選び出して新しいのを残す子もいれば、新しいフードだけを選り好みする子もいるでしょう。どちらの場合でも、2種類を混ぜることを続けてみましょう。特に敏感な犬は、最初は少しだけしか食べないかもしれません。通常、健康な犬は、1食か2食抜いても、食べる量が少なくても健康に影響はありません。それでも、3食以上食べるのを拒否する場合は、他のフードを検討しましょう。愛犬の健康が心配になった場合は、かかりつけの獣医師に相談しましょう。

愛犬の状態を観察する

新しいフードが愛犬に合っているかを判断するために、新しいフードを受け入れてそれだけを食べるようになったら、少なくとも6週間か8週間はそのフードを続けてから、愛犬の状態を観察してみましょう。最適な栄養バランスのフードは、理想的な体重と健康状態の維持をサポートし、皮フの健康や毛艶を良くし、糞便の量や硬さも正常にしてくれます。健康状態を管理するために療法食に切り替えた場合は、愛犬の健康状態を確認するために、定期的にかかりつけの獣医師を訪問しましょう。

どのフードを選ぶかに関わらず、愛犬が新鮮できれいな水をいつでも飲めるようにしておかなければなりません。食事の与え方や与える回数を一定にし、また、体重と体調を定期的にチェックすることも大切です。その結果に合わせてフードの量を調節します。愛犬が健康でいられるよう、かかりつけの獣医師を定期的に訪問するのも忘れないようにしましょう!